お店や企業の情報をもっと効率よく届けたい、予約やクーポンなどをLINEで簡単に案内したい。そんな希望を叶えるのが「LINE公式アカウント」です。
なかでも“リッチメニュー”は、ユーザーのLINE画面の下部に表示されるメニューで、予約ページやお得な情報への導線として高い効果を発揮します。
この記事では、リッチメニューの基本から設定方法、活用例までをわかりやすくご紹介します。
ユーザーの目にまっ先に届くリッチメニューの魅力
LINEキャンパス(引用:LINE公式アカウントのリッチメニューはなぜ効果が高い?)
LINE公式アカウントは「メッセージ配信だけで十分」と思っていませんか?
実は、LINE公式アカウントで“送客につながる機能”として見逃せないのが「リッチメニュー」です。
リッチメニューとは、トーク画面の下に固定で表示されるメニュー型のボタン機能のこと。ユーザーがアカウントを開いた瞬間に目に入るため、予約ページやECサイトへの誘導、クーポン配布などに非常に効果的です。
実際に、メッセージ配信とリッチメニューを併用した場合、送客効果が約2倍にアップしたというデータも。メッセージは時間とともに流れてしまいますが、リッチメニューはずっと画面に残り続けるので、安定した集客導線として活用できます。
リッチメニューはLINE公式アカウントでの集客に取り組んでいきたいと考えている方におすすめの機能になります。
4つの機能を活かす!リッチメニューの基本
リッチメニューは、トーク画面の下部に常に表示される“固定ナビゲーション”のような存在。
設定はとてもシンプルで、管理画面から誰でも手軽に作成できます。
リンクを開く
予約サイトやオンラインショップ、メニューページなど外部サイトへ誘導できます。送客・販促の強力な導線になります。
クーポンを表示
LINE公式アカウント内で作成したクーポンをタップひとつで表示。店舗集客のきっかけ作りにぴったりです。
テキストを送信
タップと同時に決まったメッセージをチャット欄に投稿できます。例えば「予約するにはこちらをタップ」など、自動返信的に使うことも可能です。
ショップカードを開く
LINEのポイントカード機能に直接アクセス。リピートを促したい店舗におすすめです。
これらの機能は、業種や目的によって自由に組み合わせられます。
例えば、飲食店なら「予約サイトへのリンク+クーポン」、美容サロンなら「空き状況の確認+ショップカード」など、活用次第で集客の成果が変わってきます。
かんたん3ステップ|リッチメニュー設定方法
リッチメニューの設定は、専門知識がなくても誰でもかんたんに始められます。
ここでは、基本の3ステップをご紹介します。
STEP1|管理画面で「リッチメニュー」を選択
まずはLINE公式アカウントの管理画面にログインし、TOPメニューから「リッチメニュー」をクリックします。
STEP2|テンプレートと画像を設定
用意されたテンプレート、またはオリジナルでデザインした画像を選び、表示させたい画像をアップロードします。画像はJPG、PNG形式が対応しており、サイズは横1200px × 縦810px(比率:横5×縦3)が基本です。
その他にも、1つの大きなボタンにすることも、2分割・6分割にして複数のリンク先を設定することも可能です。
各エリアには、リンク・クーポン・テキスト・ショップカードなど、目的に応じたアクションを設定できます。
STEP3|表示期間を決めて保存
最後に、表示させたい期間や対象のユーザーを選び、「保存」をクリックすれば設定完了。すぐに反映され、トーク画面下部にリッチメニューが表示されます。
活用例|リッチメニューで来店・予約・購入をグッと後押し
リッチメニューは、単なる飾りではなく「お客さまの行動を促す導線」として非常に優れたツールです。ここでは、業種を問わずすぐに活用できる実例をご紹介します。
【活用例1】ECサイト・オンラインストアへの導線
リッチメニューに「商品一覧を見る」「今すぐ購入」などのリンクボタンを設置して、ECサイトへスムーズに誘導。メッセージを流さなくても、トーク画面下部から常にアクセスできるため、コンバージョン率の向上に貢献します。
【活用例2】予約ページへのリンク
飲食店や美容室、クリニックなどでは、「空き状況を確認」「ネット予約する」といった項目を設定。ユーザーの“今すぐ行動したい”というタイミングを逃さず、手軽に予約まで導けるのが強みです。
【活用例3】よくある質問(FAQ)やメニュー案内
「営業時間」「アクセス」「支払い方法」など、よく聞かれる質問を事前にまとめてリッチメニューに設置することで、対応の手間を減らすだけでなく、ユーザーの満足度もアップ。
【活用例4】クーポン配布や特典案内
「お友だち登録ありがとうクーポン」や「次回使える割引券」などを、ワンタップで使えるクーポンとして設定可能。視認性が高く、クーポン利用率の底上げにもつながります。
リッチメニューは「ただ見せる」だけでなく、「目的のアクションに導くための設計」。
運用目的にあわせて内容を定期的に見直すことで、より大きな成果を得られるようになります。
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