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【KenToデザイナーインタビュー】結果を出す!広告用動画制作編

 KenToではゲームタイトル案件を得意としており、クリエイティブ面においてもクオリティの高い動画を数多く提供して参りました。動画やバナー制作のクオリティの高さからゲーム案件の依頼が急増し、これまでに合計10000本以上ものクリエイティブを制作してきたKenToのデザインチーム。今回は動画制作の秘訣をインタビューしました!

依頼内容(ターゲットや訴求など)を明確にする

ーーー動画制作依頼を受ける際に、まずはどのような流れで準備をしますか?

 まず最初は、ターゲットユーザーはどの層(年齢・性別・趣味など)なのか、どういった訴求内容(商材のセールスポイントやターゲット層に合わせたテーマ)の動画するのかなどをクライアントとすり合わせをして、制作内容の外枠を決めていきます。

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動画制作までの流れ

ーーーなるほど、まずは目的の部分を明確にしておく必要がありますね。

 そうですね。その後により詳しく内容を詰めていき、制作希望内容を具体化してから作業に入ります。また、制作前には商材の素材がどのくらい用意してあるのかも事前に確認しておくことが大切です。

動画制作時の手順は?

ーーー細かな部分までの詳しい事前確認が必須ですね。次は、制作時の手順を具体的に教えてください。

 制作に入る際にまず、商材の情報(デザインのトンマナや内容など)をできる限り収集します。

 その後、起承転結までの流れをカンプ(デザインの完成見本)で制作し、カンプの構成に合わせて商材のトンマナや訴求のテーマに合わせ、デザインを追加してから動画にしていきます。

NIKKE
勝利の女神:NIKKE

ーーー制作後のイメージの相違を避けるための準備は重要ですよね。

 作った後に「イメージと違う!」という事が起こらないようにするため、可能な手段を尽くしてすり合わせをしていく必要がありますね。

ーーーちなみに、制作時に気をつけていることはありますか?

 配信する媒体によって、音声を再生しない前提でナレーションのテロップを入れたり、逆に音声を再生する前提の場合は動画の動きに合わせた効果音を追加して、動画を見る側の人を飽きさせないような工夫をし、流用性の高い動画を制作するようにしています。

 また、広告用の動画の場合は秒数を短く(6秒〜15秒程度、長くても30秒以内)、内容は誰にでもわかりやすいものに仕上げることを心がけています。

テロップ表示例 勝利の女神:NIKKE
NIKKE
勝利の女神:NIKKE
NIKKE

動画制作のこだわりポイント

ーーー途中で見飽きない工夫が凝らされてるんですね!動画制作のこだわりはありますか?

 個人的なこだわりですが、実は自分が元々静止画のデザインをメインに制作してきたので、静止画デザインの基礎を活用し、動画内のデザインや構成はPhotoshopで制作してから編集をしています。After Effectsのみで制作を完結しても良いですが、できる限りクオリティーの高いものを制作したいので、デザインやテキストのカーニングは絶対にこだわります。

勝利の女神:NIKKE

ーーー静止画で構成を作り、動画制作までまとめて1人で一気に制作する方がクオリティの高い動画が作れるのでしょうか?

1人でデザインから編集までまとめて制作する方が、動かす前提でのデザインを考えることができます。その方がデザイナーとエディターで分担作業をするより制作する動画の認識のズレが少ないので、よりクオリティの高い動画を作れると考えています。

デザインの基礎あってこそのクオリティ

ーーーデザインの基礎があってこそ、KenToの動画制作のクオリティを維持できているといっても過言ではないかもしれませんね。制作している中で、難しいと感じたことはありますか?

 構成の内容によっては、指定でいただいたテキスト量が多くて短い秒数では表示しても読みきれない場合があります。それを短い秒数でわかりやすく、かつ内容を変えずにどう制作するかを考える時が一番難しいかもしれません。

勝利の女神:NIKKE

ーーー動画だと尚更長い文章や細かい文字は読みづらくなるので、デザイナーさんの腕の見せ所な気がします。

 そうですね、そして制作する動画の用途は何なのかを、きちんと理解した上で制作すること。また、モーションにこだわるのは大事ですが、動画でもデザインの基礎を抑えながら制作するのも重要だと思います。

勝利の女神:NIKKE

ーーー動画制作において、最後に伝えたいことはありますか?

 動画の用途を明確にして配信媒体に合った作り方を意識しながら制作することはもちろん、デザイン基礎を動画にも活用してできる限り綺麗なものを仕上げられるようにしています。そして、何より動画制作を楽しむマインドを忘れないことが、動画制作において大切だと思います!

まとめ

 今回はゲーム商材をメインにご紹介いたしましたが、ゲーム以外にも生活家電やおもちゃ、美容アイテム、テーマパークなど、様々な分野の動画制作が可能です。商材やサービス内容・配信ターゲット層・配信時のKPIやご予算などを踏まえ、クオリティの高い動画を制作いたします。ご相談やお見積りなど、お気軽にお問い合わせください。

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