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RedNote運用

rednote(小紅書)×クリニック|”今”取り組むべき中国SNS集客!

インバウンド需要が回復する中、美容医療分野でも中国人観光客や在日中国人からの関心が高まっています。なかでもrednote(小紅書/RED)は、美容クリニックを知ってもらう強力なツールとして注目されています。
日本の技術力や清潔感、安全性に信頼を寄せる中国Z世代・ミレニアル層は、旅行とセットで美容体験を求める傾向が強まっており、SNSを通じた“リアルな体験”が、来院の決め手となるケースも増加中です。

この記事では、美容クリニックが今、rednoteを取り組むべき理由を紹介していきます。

rednote(小紅書/RED)とは?

スマホに入ったrednoteの写真

rednote(小紅書/RED)は、写真や動画を通じてライフスタイルを共有できるSNSアプリで、中国の若年層を中心に絶大な支持を集めています。
Instagram、PinterestやAmazonを掛け合わせたような特徴を持ち、ユーザー同士で“いいね”やコメントを交わすことで、フォロワーとつながる文化が定着しています。
さらに、投稿の中には商品レビューや購入情報も豊富に含まれており、SNSで情報収集しながらそのまま購入につながる“ショッピング一体型プラットフォーム”としても活用されています。

なぜ中国人は日本の美容クリニックに注目しているのか?

美容クリニック

中国から日本の美容クリニックを訪れる人が年々増えています。特にZ世代やミレニアル世代を中心に「日本で美容施術を受けてみたい」という声が目立つようになりました。

【1】技術力・安全性・清潔感への信頼

日本の医療現場は「丁寧で安心できる」というイメージが強く、中国国内でも高く評価されています。美容医療においても、“清潔で安全な環境で、信頼できる技術者から施術を受けたい”というニーズに応える存在として、日本のクリニックが選ばれています。

【2】Z世代・ミレニアル世代の価値観変化

近年の中国Z世代・ミレニアル層は「海外で美容医療を受ける」ことに対して、以前よりもずっとオープンです。特に、自分の“推し活”や“自己投資”として美容を捉える傾向が強く、施術に対する心理的ハードルが下がっていることも注目ポイントです。

【3】日本旅行とセットで“美容体験”を楽しむスタイル

「せっかく日本に行くなら、旅行中に美容施術も済ませたい」と考える人が増えています。観光地巡りの合間にカウンセリングを受けたり、帰国前に肌診断をしてもらったりと、“旅+美容”をセットで楽しむのが今のトレンドです。


日本の美容クリニックは「技術+信頼+旅行体験」を兼ね備えた非常に魅力的な選択肢となり、中国人旅行者から注目を集めています。

中国人観光客の心を掴む「美容クリニック×rednote(小紅書/RED)」施策

美容皮膚科を運営するクリニックでは「外国人観光客にも来てほしい」という思いがありながらも、中国語での情報発信や現地向けPRには手が回っていませんでした。
外国語対応に不安があり、どのようにアプローチすれば良いか分からずにいたのです。
そこで実施したのが、rednote(小紅書/RED)を使った施策でした。

施策内容例

❶在日中国人のKOC(Key Opinion Consumer)を起用。実際に施術を体験してもらい、その様子をrednoteでレポート形式で投稿

❷投稿には、カウンセリング風景や施術前後の肌の変化などを自然に盛り込み「怖くなかった」「丁寧に話を聞いてくれた」という感想をストーリーとして伝える

❸rednoteの投稿には、投稿を見た人がすぐに予約・問い合わせできるような導線も設計

投稿を公開してからわずか1ヶ月で、rednoteの保存数は約1,000件を超え、大きな反響がありました。
さらに、投稿を見たユーザーからの問い合わせが増えたことで、集客導線としての効果が実感されました。

rednote(小紅書/RED)での魅力的な施策設計のポイント

美容系の女性

【1】コンテンツは“施術よりも安心感”

rednote上で響くのは、施術内容そのものではなく、体験を通して得られる「安心感」や「満足感」です。
たとえば「想像よりずっと優しかった」「カウンセリングが丁寧で、不安が和らいだ」といった声が共感を呼びやすく、拡散されやすくなります。Before/Afterの画像よりも、施術後の自然な笑顔やリアルなコメントが、見る側の信頼につながります。

【2】投稿は「旅行ついで」のシチュエーション

「東京に遊びに来たついでに、肌診断も体験」——こうした“旅の延長線上”にある投稿が、rednoteの文脈と非常に相性が良いです。
観光と美容体験をセットで発信することで、中国の旅行検討者にも「日本旅行中に美容もできる」という印象を与え、予約行動へつながりやすくなります。

【3】予約導線+日本語対応QR

rednoteの投稿には、必ず予約への導線を設けることが重要です。予約リンクを掲載するほか、QRコードも併用して、すぐに問い合わせ・予約ができるようにしましょう。
日本語対応が難しい場合は、運用代行ツールの活用や、在日スタッフとの連携などを検討することで、スムーズな対応が可能になります。

rednote(小紅書/RED)活用でよくある落とし穴

注意・落とし穴

rednote(小紅書/RED)を活用しようとする美容クリニックにとって、実はつまずきやすいポイントがいくつかあります。
例えば、「医療の正しさを伝えたい」という思いが強すぎて、投稿がいかにも“広告っぽい”内容になってしまうケース。術式や効果をまじめに説明するほど、読む側にとっては「営業っぽいな」と感じてしまい、スルーされがちです。
そんな時は、プロの視点ではなく「体験者の声」として伝える工夫が必要になります。KOCや在日インフルエンサーの自然なレビュー形式にすることで、共感を得られる投稿になるのです。

また、中国語に対応できるスタッフがいないという理由で、問い合わせ対応がストップしてしまうこともあります。rednoteで興味を持っても、次の一歩に進めなければ意味がありません。こういった場合は、私たちのような運用代行サービスを活用いただくことで、無理なく整備が可能になります。

よくある失敗例 その理由・問題点 対策・改善方法
投稿が“医療広告”のようになってしまう 説明が硬く、広告感が強くなるとrednoteユーザーの共感を得られない KOC(一般人インフルエンサー)による体験談形式で、自然なトーンにする
専門用語が多くて分かりにくい 医療的な表現が多すぎると、親しみにくくスルーされやすい やさしい言葉で「美容体験」として伝える。感想・感情を中心に構成
中国語対応スタッフが不在 対応に不安を感じ、離脱につながる 運用代行の活用

お気軽にご相談ください

株式会社KenToでは、rednote(小紅書/RED)をはじめとした中国向けSNSの運用サポートを行っています。
翻訳・投稿代行やユーザーに刺さるPR施策のご提案まで、専門のスタッフが柔軟に対応しています。
アカウントの開設や運用に関してのご相談はもちろん、話だけでも聞いてみたい!という方も大歓迎です。まずは一度、無料相談から始めてみませんか?

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