皆さん、ネット販売での集客に困っていませんか?「サイトで商品を売り出したからインスタで集客したい…」そんなお声を多く伺います。昨今、ECサイト運営がメジャーとなる中で商品やサービスを広めるためのツールとして欠かせないのが、Instagram。今回は、様々なインスタ投稿方法の中でも「フィード投稿」に着目して解説していきます!
フィード投稿とは?
Instagramのホーム画面に表示される通常投稿を指します。 ホーム画面の上部には24時間で消えるストーリーズ投稿が設置されており、それ以外の大部分はフィード投稿が占めています。フィード投稿で「いいね」や「保存」などのアクションを多く得られると、ユーザーからの関心度が高いとシステム側に認識され、おすすめ投稿や発見タブに掲載されやすくなります。
ユーザーからの反応が重要なシグナル
上記で話した通り、Instagramはユーザーの関心度(類似アカウントやジャンルへの関心度が高いユーザー)を見極めてくれるシステムがあるとされており、フィード投稿がおすすめされやすくなると、自然に類似ユーザーの流入が見込めるため、フォロワーを伸ばすきっかけを作ることができます。
ちなみに、Instagram公式からは「Instagramフィードには“フォローしているアカウントによる投稿”・“おすすめの投稿”・“ユーザーにとって興味深く関連性が高い可能性があるビジネスの広告”の3種類を表示している」と発表されているため、投稿した時間順の表示ではなく、ユーザー関心度の高い投稿が上位表示される仕組みになっています。
フィード投稿でおすすめされるためには?
Twitterなどのリツイート機能があるわけでなく、拡散力自体は弱いです。そのため多くのユーザーに見てもらうためには、いかに「おすすめ投稿・検索タブ」に載るかがカギとなります。
Instagramのフィード投稿の関心度を上げる=おすすめ表示されるための具体的なポイントを見ていきましょう!
①投稿後からのアクションの速さ
投稿直後から短いスパンで数多くのユーザーからアクションを受けた投稿がおすすめ表示をされやすい傾向にあります。
また、最も重要な3大アクションは「いいね」「保存」「シェア」とされており、投稿後なるべく早くアクションが多く得られる時間帯を狙うのも大切です。
例えば、Instagramにおけるゴールデンタイムは平日19時〜22時の間とされています。このような利用者が多い時間帯を狙って投稿することでアクションを得やすくすることや、毎日決まった時間帯に投稿する・投稿を継続的に行うなどの工夫をすると良いでしょう。
②ユーザーアクティビティに基づいた位置情報の設定
ユーザーがこれまでに「いいね」「保存」「コメントした投稿」などをもとにしながらInstagramが関心度を計測し、そのユーザーの傾向に合った投稿をおすすめが表示されるシステムになっています。
フィード投稿がユーザーにとって興味のある投稿なのか、そして投稿した場所の位置情報がシステムの判断基準とされており、例えばユーザーが多く見ている地域の投稿も表示されやすくなることが多いため、位置情報の設定も大切です。
③フォローしているアカウントとのジャンル類似性
引用:(https://trami.jp/markebook/)
ユーザーのフォローしているアカウントと類似するジャンルの投稿が表示されやすくなる傾向にあります。例えば、美容院やファッションなどのオシャレ系関連の投稿をしているアカウントをフォローしている場合には、それと似ているジャンルの投稿が表示される仕組みになっています。
つまり、アカウントとしてジャンル分類ができるように、フィード投稿に一貫性・統一感を持たせることが重要です。詳しくは前回の投稿に載せていますので、ぜひそちらもご覧ください。
④ユーザーとのやり取り
ユーザーが投稿に対してコメントをしたり、DM(ダイレクトメール)などでコミュニケーションを取っていることも関心度の高さとしてシステムに認識されやすくなります。コメントやDM返信をしない場合には評価されないため、お互いにやり取りを多くすればするほど、評価が高まります。そのためにも投稿内のキャプション(投稿時の文章)もユーザーがコメントしたくなる内容を記載したり、それに対してきちんと返信していくようにすることも重要です。
フィード投稿の基本的な投稿方法
フィード投稿の投稿の仕方は、以下のようになります。
まずは、赤い四角で囲んだ+マークを選択。
好きな画像・動画を選択 or カメラマークで撮影し、選択が完了したら「次へ」をクリック。(選択したい複数ある場合には下記のボタンをクリック)
Point:1枚目に来る画像や動画の最初のシーンは、ユーザーの注目を引くカギとなるので慎重に選択しましょう!
お好みでフィルターをかける、もしくは編集で細かく写真の色合いを調整しましょう。
Point:パッと見て印象に残るカラーや全体のカラーを統一するのがオススメです!
どんな投稿なのかをより詳しく説明するキャプション(文章)やハッシュタグ・タグ付け・場所(位置情報)・音楽などの情報を追加し、完了したら右上の「シェア」を押して投稿完了です!
Point:キャプションは2200文字まで書き込み可能です。伝えたい内容を盛り込み、ユーザー関心度のシグナルとなる投稿滞在時間(ユーザーが投稿を見ている時間)を伸ばしましょう!
※注意点:キャプション内にURLを入れてもリンクされないのでご注意を!
静止画・動画どちらもOK!サイズ比率や動画の長さは?
タイトル通り、静止画でも動画でも投稿できるのが特徴。サイズ比率や動画の長さは特徴は以下のようになります。
フィード投稿:静止画・動画共通サイズ
- 正方形(1:1)
- 横長(1.91:1)
- 縦長(4:5)
フィード投稿:動画の長さ
最大60分・最短0.5秒で投稿可能
(※ホーム画面で自動で流れるプレビューは冒頭の60秒、終わると「続きを見る」のボタンが表示される)
静止画は最初の1枚目、動画は冒頭の60秒でいかにユーザーの目を引くことができるかが肝になります!
フィード投稿を拡散させるために意識すべきポイント
- ハッシュタグ
- タグ付け
- 位置情報
投稿を多くの人に見てもらうためには、この3つは欠かせません。詳しい内容を具体的に説明していきます。
ハッシュタグの付け方は?
ハッシュタグとは、半角記号「#」に「#○○」というように投稿に関するキーワードを入れたものを指し、キャプション内で最大30個まで付けることができます。
上記の画像のように、ハッシュタグを使うことでジャンルの関連分野に興味のあるユーザーが自社の投稿を見る機会を作ることができるため、フォロワー増加(集客)に有効です。
また、ハッシュタグの付け方は、人気のハッシュタグから投稿数の少ないハッシュタグまで幅広く付けていきましょう。投稿数の多いハッシュタグばかり付けて見ても、大量の投稿の中に埋もれてしまうためです。
アカウントのタグ付けとは?
Instagramの「タグ付け」とは、アカウントと投稿画像・動画を紐づけする機能を指します。
上記の画像のようにタグ付けをして投稿してもらえば、タグ付けをして投稿したユーザーのフォロワーにアカウントを見てもらうことができるのです。タグ付けをしてもらうことで、アカウントをより広く知ってもらう機会になります。相手からタグ付けをしてもらうと通知が届き、そのユーザーの投稿にいいねなどのアクションを取ることや、ストーリーズでリポストすることでユーザー同士でのコミュニケーションも可能です。
位置情報を追加するメリットは?
位置情報とは、店舗やスポット名などの位置情報を追加する機能を指します。位置情報で検索するユーザーもいるため、そこから新たなユーザーの獲得にも繋げることができます。
(引用:https://apptopi.jp/)
例えば、おしゃれカフェなどの映える写真・場所の写真などの投稿に位置情報をつけて投稿するのが有効です。その場所を検索して、どんな場所なのか写真で調べることができますよね。そして、マップ機能とも連携しているので、その場所が実際どこに位置するのかも調べることができるのです。店舗を運営している場合には、来客数アップや認知度拡大に繋げやすくなります。
まとめ
- フィード投稿は自身のホーム画面の大半を占める投稿である
- 投稿に対するユーザー関心度が重要なシグナルとしてシステムに認識される
- 拡散力が少ないので、「おすすめ投稿・検索タブ」に掲載されることが重要
- 投稿後に素早く「いいね・保存・シェア」されることや、コメントやDMでのコミュニケーションが多いと、ユーザー関心度の高い投稿と認識されやすい
- 静止画は最初の1枚目、動画は冒頭の60秒が重要!
- ハッシュタグの付け方は、投稿数の多いもの〜少ないものまで幅広くつける
- タグ付け・位置情報も有効
いかがでしたか?フィード投稿はシステムが始まった当初から元々Instagramにある機能なので、比較的新しめの機能のストーリーズやリール投稿などに目が行きがちですが、やはり集客には欠かせない機能です。最初からあるものであるとはいえ、侮るべからずですね!
次回もInstagramの他の投稿方法を順番にご紹介していきますので、お楽しみに!
KenToでは、Instagramの代理運用や広告出稿、ハイクオリティなクリエイティブの制作など、スポットでのご依頼や一貫運用も柔軟に対応できます。また、Instagram以外にも、TikTok・Twitter・LINE・Yahoo!など、ご希望があれば臨機応変に承りますので、是非お気軽にお問い合わせください。