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LINE公式アカウント運用

【初心者向け】LINE公式アカウントのチャット機能とは?メリット・使い方を解説

LINE公式アカウントの「チャット機能って何?」と迷う方は少なくありません。
一斉配信だけでは伝えきれない細やかなコミュニケーションが求められる今、1対1でやり取りできる「チャット機能」は、顧客満足度を高めるうえで非常に心強いツールです。

この記事では、LINE公式アカウントのチャット機能について、基本的な使い方からビジネス上のメリットをやさしく解説していきます。

LINE公式アカウントのチャット機能とは?

チャット機能の画面

LINE公式アカウントの「チャット機能」は、ユーザーと1対1で会話ができるメッセージツールです。LINEアプリでのトークと同じような感覚で、顧客とのやり取りができます。
一方的に情報を配信するメッセージ配信機能とは違い、チャットではユーザーからの質問や相談にリアルタイムで応じることが可能です。まさに店舗での接客に近い、柔軟なコミュニケーションが実現できます。

また、チャット機能を使えば、問い合わせに対応できたり、ユーザーとの距離を縮めることができたりと、信頼関係の構築にもつながります。自動応答と組み合わせて使うことで、営業時間外の問い合わせにも対応でき、よりスムーズな対応体制を整えることができるのも魅力です。

LINEチャットとメッセージ配信の違い

【1】メッセージの目的の違い

チャットとメッセージの画像

メッセージ配信は、キャンペーン告知やイベント情報、新商品のお知らせなど、あらかじめ伝えたい内容を“広く伝える”ために使われます。
それに対してLINEチャットは、“相手の声を聞きながら対応する”のが基本。ユーザーからの質問に答えたり、予約の確認をしたりと、会話を通じて信頼関係を築くためのツールです。

【2】メッセージ配信対象の違い

メッセージ配信は、アカウントの友だち全体や属性ごとに絞ったグループに向けて、同じ内容の情報を一斉に届ける方法です。いわば「お知らせ」のようなイメージになります。
一方、LINEチャットは、ユーザーから問い合わせやメッセージが届いた場合に、1対1でやりとりを行う形式です。やり取りは基本的に個別対応で、より丁寧なコミュニケーションが可能です。

【3】メッセージ配信費の違い

メッセージ配信は、月間の無料メッセージ数を超えると、プランによっては配信ができなくなったり、配信数に応じて課金が発生します。大量配信を行いたい場合は、プラン変更や追加費用がかかる可能性もあります。
一方、LINEチャットは、どれだけやり取りしても料金が発生しません。コストをかけずにユーザーとコミュニケーションを取れるという点は、大きな魅力の一つです。

「LINEチャット」と「メッセージ配信」は目的や使い方、費用の面でも大きく異なります。
“ユーザーとの距離を縮めるためのツール”として、LINEチャットを上手に活用していきましょう。

LINEチャット機能を使う方法

LINE公式アカウントでは、スマホアプリを使って簡単にチャットのやり取りができます。ここでは、基本的な操作手順をご紹介します。

【方法1】アプリでのチャット利用方法

手順1

アプリを立ち上げた時の画面

LINE公式アカウントアプリを起動し、画面下のメニューから「チャット」タブをタップ。

手順2

アプリのチャットの選択画面

過去にやり取りをしたユーザーの一覧が表示されるので、対応したい相手を選んでタップ。

【方法2】パソコンでのチャット利用方法

手順1

ログイン画面の画像

LINE Official Account Manager|https://manager.line.biz/

「LINE Official Account Manager」にアクセスし、ログインを行う。

手順2

アカウントリストをクリックする画像.png

「アカウントリスト」から、選択したいLINE公式アカウントをクリック。

手順3

チャットをクリックする画像

画面上のメニューから「チャット」を選んでクリック。

手順4

各チャットをクリックする画面

過去にやり取りをしたユーザーの一覧が表示されるので、対応したい相手を選んでクリック。

LINEチャット機能を使うメリット

人差し指でハンドサインをするスーツを着た女性の画像

【メリット1】ユーザーとの信頼関係を築きやすい

一斉配信では伝えきれない細かな疑問や不安も、1対1のチャットなら丁寧にフォローできます。質問にリアルタイムで答えたり、個別におすすめ商品を提案したりすることで、ユーザーとの距離がグッと縮まり、信頼感も高まります。

【メリット2】顧客対応をLINEで完結できる

電話やメールよりも気軽で、ユーザー側も返信しやすいのがLINEの魅力です。予約の受付や変更対応、アフターサービスなど、LINEチャット上ですべて対応できれば、業務の効率も大きく改善されます。

【メリット3】スタッフ間で対応を共有できる

LINEチャットは、複数の担当者で管理することも可能です。誰がどのユーザーに対応しているのか、チャット履歴を見ながらスムーズに引き継ぎができるので、チームでの顧客対応にも向いています。

【メリット4】やりとりの料金は無料

LINEチャットは、どれだけ使っても料金がかかりません。「コストを抑えつつ丁寧な対応をしたい」という企業には、ぴったりの機能です。

「個別対応は面倒そう…」と感じるかもしれませんが、実はユーザーとの関係性を強化する上では非常に効果的です。
手間をかけた分、ファンになってくれる確率も高まります。

まとめ

LINE公式アカウントのチャット機能は、ただの「問い合わせ対応」ではありません。
1対1のやり取りを通じて、顧客と信頼関係を築き、満足度の高い体験を提供できる強力なツールです。

メッセージ配信と違い、個別のニーズに合わせた柔軟な対応が可能になるため、店舗型のビジネスやサービス業では特に効果を発揮します。
スマホひとつで手軽に対応できる点も、忙しい現場にとっては大きなメリットです。

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株式会社KenToでは、LINE公式アカウントの開設や運用のサポートを行なっています。
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