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LINE公式アカウント運用

【解説】LINE公式アカウントはいくらかかる?無料・有料プランの違い

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LINE公式アカウントって、使うのにお金がかかるの?

そう疑問に思う方は多いかもしれません。
実は、LINE公式アカウントは無料から始められるプランもあり、ビジネスの規模や目的に応じて選ぶことができます。
この記事では、2025年5月時点の料金プランと、それぞれの違いや選び方のポイントをわかりやすく解説します。

料金プランの種類

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LINE公式アカウントには、現在「コミュニケーションプラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3つの料金プランがあります。
どのプランでも利用できる機能に差はないため、ユーザー数や配信頻度に応じて柔軟に選ぶことができます。

【1】コミュニケーションプラン(無料/月)

LINE公式アカウントを初めて利用する企業や個人に適したのが「コミュニケーションプラン」です。
月額費用は無料で、月200通までのメッセージ配信が可能ですが、追加メッセージの配信はできません。
小規模ビジネスや個人店舗など、少量のメッセージ配信で運用できる場合に最適なプランといえます。

【2】ライトプラン(5,000円/月)

コミュニケーションプランよりもメッセージを送信したい場合におすすめなのが「ライトプラン」です。
月額費用は5,000円で、月5,000通までのメッセージ配信が可能です。こちらも追加メッセージの配信はできません。コストを抑えつつある程度配信量を確保したい事業者におすすめです。
特に飲食店や美容室などのリピーター向け情報配信、クーポンやキャンペーン情報の発信に適しています。
無料プランではメッセージ数が足りないが、大規模な配信は不要な企業にとって、バランスの取れた選択肢となります。

【3】スタンダードプラン(15,000円〜/月)

大規模なメッセージ配信を必要とする企業向けにおすすめなのが「スタンダードプラン」です。
月額費用は15,000円で、月30,000通まで配信でき、無料通数を超えた場合は従量課金(1通あたり〜最大3円)で追加送信が可能です。
多くのユーザーに頻繁に配信したい場合、コストパフォーマンスの高い選択肢です。ECサイトや大規模店舗のプロモーション、会員向けの定期配信を頻繁に行う企業にとって、柔軟な運用が可能なプランとなっています。

なお「コミュニケーションプラン」「ライトプラン」は無料分を超えると追加送信ができないため、通数が上限に達した場合はプランのアップグレードが必要です。

従量課金の仕組みについて

「スタンダードプラン」のみ、無料メッセージ通数を超えた場合に追加料金を支払って配信を継続できます。
追加メッセージの料金は配信通数に応じて変動し、たとえば50,000通までは1通あたり3円、そこから先は段階的に単価が下がっていく仕組みです。配信規模が大きいほど、コスト効率も高まります。
単価テーブルの詳細は公式サイトで公開されている資料からご確認可能です。

追加メッセージ配信数 単価
~50,000 3.0円
50,001~100,000 2.8円
100,001~200,000 2.6円
200,001~300,000 2.4円
300,001~400,000 2.2円

従量課金(引用:スタンダードプラン追加メッセージ 価格テーブル

料金プランは変更できる

LINE公式アカウントの料金プランは、運用状況に応じて柔軟に変更できます。
たとえば、配信通数が増える時期は「ライトプラン」や「スタンダードプラン」に切り替え、閑散期は無料の「コミュニケーションプラン」に戻すといった使い分けが可能です。
プランのアップグレードをする場合は、差額分の料金を支払えばその月から新しいプランが適用され、差分の無料メッセージ通数が追加で付与されます。

一方「スタンダードプラン」から「ライトプラン」のようにダウングレードを行う場合は、申請をしても当月中は変更されず、翌月1日からの適用となります。差額の返金は行われないため、変更のタイミングには注意が必要です。

料金プラン選びの判断目安

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プランを選ぶ際は、「友だちの人数」と「月にどれくらいメッセージを配信したいか」が重要な判断軸になります。
たとえば、友だちが100人で月2〜3回の配信なら、無料の「コミュニケーションプラン」でも十分対応できます。一方で、毎週のようにお知らせを送りたい場合や、友だちが増えてきた場合は、有料プランの検討がおすすめです。

プラン名 友だち数(想定) 月内に送れる回数(目安)
コミュニケーションプラン(無料) 50人 4回程度(50人×4回=200通)
ライトプラン(5,000円) 500人 10回程度(500人×10回=5,000通)
スタンダードプラン(15,000円) 1,000人 30回程度(1,000人×30回=30,000通)
スタンダードプラン(15,000円+追加配信) 2,000人 40回以上(従量課金で追加可能)

※メッセージ配信は「1通=1人に1回送信」としてカウントされます。

最初から無理に有料プランを選ぶ必要はありません。
登録ユーザー数が少ないうちは、まず無料プランで運用を行い、配信数や効果を確認してからプランアップグレードを検討しましょう。

まとめ

LINE公式アカウントの料金プランには、無料で試せる「コミュニケーションプラン」、コストを抑えながら一定の配信が可能な「ライトプラン」、大量のメッセージ配信を想定した「スタンダードプラン」の3種類があります。
ビジネスの目的や規模に応じて適切なプランを選択することで、より効果的にLINE公式アカウントを活用することができます。

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