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RedNote運用

【中国SNS×観光PR】rednote(小紅書)を使ったインバウンド集客とは?

訪日観光が再び活況を取り戻しつつある今、「rednote(小紅書)を活用した観光プロモーション」が注目されています。
特に中国Z世代・ミレニアル世代の旅行者は、旅先の情報をrednoteで調べるのが当たり前になっており、日本の観光地にも高い関心を持っています。

「rednote観光プロモーションって実際どうすればいいの?」「中国人観光客にSNSでどうアプローチすればいいの?」という声もよく聞こえますが、今回はrednoteを使って観光地の魅力を伝えるための考え方や、プロモーション設計のポイントをわかりやすく解説していきます。
これから中国SNSを活用してインバウンド集客を強化したい方に、ヒントとなる内容をお届けします。

なぜ観光プロモーションにrednoteが効果的なのか?

観光地の画像

なぜ多くの観光地や自治体が、rednote(小紅書)を使ったプロモーションに取り組んでいるのでしょうか?
そこには、3つの大きな理由があります。

【1】中国Z世代はrednoteが情報の収集源

今の中国で、Z世代やミレニアル世代が旅行先を決める際に参考にしているのがrednoteです。
旅行前に「どこに行くか」だけでなく「何を体験するか」「どんな雰囲気なのか」まで調べられるこのSNSは、彼らの旅のインスピレーション源になっています。
特にリアルな写真や感想に共感しやすく「行ってみたい」と思わせる力が非常に強いのが特徴です。

【2】中国国内はGoogleやInstagramが使えない

「SNSで観光地をアピールしたい」と考えたとき、日本ではInstagramやGoogle検索が定番ですが、中国ではこれらのサービスが規制の対象になっています。
そのため、現地ユーザーに向けて情報を届けるには、rednoteのような中国国内で使えるSNSを活用する必要があります。
「日本からの発信」ではなく「中国人が使っているSNS上での自然な発信」が、観光地選びに大きく影響するのです。

【3】「検索される投稿=旅先候補」になる

rednoteのユーザーは、日々「#日本旅行」などのハッシュタグを検索してリアルな体験談を探しています。
つまり、検索に引っかかるように設計された投稿は、それだけで“旅先候補に入る可能性”を持っているということです。

成功する観光プロモーション設計3ステップ

3ステップの画像

rednote(小紅書)を活用した観光PRを成功に導くには「設計の視点」が不可欠です。
ここでは、訪日前から訪日後までを見据えた3つのステップをご紹介します。

【ステップ1】旅行者の視点で“検索される”投稿テーマを設計する

rednoteで観光地の魅力を発信する際に、最初に大事なのは「旅行者が検索しそうな視点」でテーマを設計することです。
たとえば、「#日本小众旅行地(日本のあまり知られていない観光地)」や「#抹茶爱好者(抹茶ラテ好きにおすすめ)」など、リアルな旅行シーンや好みに寄り添ったタグ付きの投稿は、実際に旅先を探している中国人ユーザーの目に留まりやすくなります。

旅行前に情報収集するユーザーにとって、その土地の“空気感”や“体験”が伝わる写真や文章は強く刺さります。
旅行者にとって「行きたくなる理由」をどう伝えるかという視点から投稿を設計することが、rednoteで検索に強い投稿をつくる第一歩となります。

SEO観点のヒント

投稿タイトルや本文に、地名・カテゴリ・季節性を織り交ぜた具体的なワードを入れる

【ステップ2】KOCや在日中国人インフルエンサーと連携する

rednoteで観光地をPRするなら、影響力のある“人”の力を借りるのは欠かせません。
中でも、旅行者に近い目線でリアルな体験を発信するKOC(Key Opinion Consumer)や、在日中国人インフルエンサーは、現地の魅力を自然な言葉で伝えてくれる存在です。
たとえば、在日生活者ならではの視点で「穴場カフェ」や「四季を感じるスポット」を紹介してもらえば、ガイドブックには載っていない“本音ベース”の情報として、中国本土のユーザーの共感を得られます。

「現地体験×信頼性」がキーワード

提携インフルエンサーには「どんなスケジュールで」「何を紹介してもらうか」まで丁寧に設計する

【ステップ3】訪日前・訪日中・訪日後まで設計する

rednoteを活用した観光地プロモーションでは、「いつ・どのタイミングで投稿が見られるか?」を意識した設計が重要です。
単発の投稿だけでは記憶に残りにくく、旅先として選ばれる確率も下がってしまいます。

たとえば、
【訪日前の人】には、旅行計画中のユーザーに向けて、観光地の魅力やアクセス方法、シーズンごとのおすすめ体験などを投稿します。行き先を決める段階で“気になる候補地”に入ることを目指します。

【訪日中の人】には、実際に現地を訪れた旅行者が「今どこに行こう?」「近くにいいお店ないかな?」と検索する瞬間を意識します。ここでは、地図連携・スポット紹介・近隣グルメ情報など、すぐ役立つ“現地目線”の投稿が効果を発揮します。

【訪日後の人】には、旅行体験を振り返ってもらえるような投稿を促すこともポイントです。写真コンテストや「#また行きたい場所」などの参加型ハッシュタグ企画を展開すれば、UGC(ユーザー投稿)を通じて中長期的なPRにもつながります。

フェーズ コンテンツ例
訪日前 アクセス方法・観光地の魅力・シーズン毎のおすすめ体験
訪日中 飲食/買い物レポ・リアルタイム情報共有
訪日後 お土産紹介・再訪促進コンテンツ

このように、時系列に合わせた接点づくりを行うことで、rednote内での認知・信頼・拡散のすべてを押さえたプロモーションが可能になります。

まとめ

インバウンド需要の回復に伴い、日本の観光地は「どう見つけてもらうか?」が問われており、rednote(小紅書)は中国人旅行者が旅先を選ぶの際の行動に大きく影響しています。
rednote運用では観光地の魅力を伝えるだけでなく、訪問のきっかけをつくることが大切です。
本格的に中国向けプロモーションを検討しているなら、rednoteを軸にした情報発信は有力な選択肢と言えるでしょう。

お気軽にご相談ください

株式会社KenToでは、rednote(小紅書)をはじめとした中国向けSNSの運用サポートを行っています。
翻訳・投稿代行やユーザーに刺さるPR施策のご提案まで、専門のスタッフが柔軟に対応しています。
アカウントの開設や運用に関してのご相談はもちろん、話だけでも聞いてみたい!という方も大歓迎です。まずは一度、無料相談から始めてみませんか?

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