ハイクオリティな画像や動画クリエイティブをお届けするKenToのデザイナーチームがお届けする、デザイン基礎の極意をお届けするクリエイティブ講座コーナー。第3回目では、デザイン4原則の3つ目「整列」についてご紹介します。
【Vol.1「接近」編はこちら、Vol.2「整列」編はこちら】
「反復」とは?
反復とは、デザインの特徴(トーン&マナー)を意図的に繰り返してわかりやすくすることです。フォント・色・線の太さ・図形・画像素材のテイストやグループ化された情報など様々な要素を繰り返して使うことで、デザインが統一感され世界観を演出することができます。
反復の基本
以下のポイントを意識することで、接近を使用することができます。
デザインの特徴(トーン&マナー)を決めて繰り返し使う
トーン&マナーとは「表現やスタイルに一貫性を持たせるルール」のことです。
- トーン=デザインイメージの一貫性・統一性
- マナー=デザインイメージ
トーン&マナーを先に固めることでデザインがルール化され、さらに反復と組み合わせることで、デザインに統一性のある世界観を演出できます。
情報を「接近」を意識してグループ化してから反復して使う
前々回の記事で紹介をした『接近』を意識して、情報をグループ化しましょう。このグループをテンプレとして反復を使用することで、統一されたデザインを作ることができます。
全体のスタイルを反復で統一させる
反復はPowerPointなどのプレゼン資料やWebサイトのデザインにも活用できます。反復を意識することでデザインをテンプレ化することができ、ページごとのデザインに一貫性ができるため、より広告・販促物の魅力・世界観を見る側に伝えられるようになります。
まとめ
- 反復とはデザインの特徴を意図的に繰り返してわかりやすくすること
- 反復を意識することで、デザインが統一感され世界観を演出できる
- デザインの特徴(トーン&マナー)を決めてから繰り返し使うことで、デザインに統一性のある世界観を演出できる
- 「接近」を意識して情報をグループ化してから反復を使うと、統一されたデザインを作ることができる
- PowerPointなどのプレゼン資料やWebサイトの全体のスタイルを反復で統一させることでデザインに一貫性ができ、より広告・販促物の魅力・世界観を見る側に伝えられるようになる
反復を意識することでデザインにまとまりが出るため、見た目の綺麗さを含めてより完成度の高いデザインを制作することができます。ぜひ、意識しながら制作してみてくださいね!
KenToでは、様々なジャンルのバナー・動画クリエイティブ、ランディングページ制作などを承っております。こちら以外にもご希望があれば臨機応変に対応いたしますので、是非お気軽にお問合せください。