SNSの中でも特に幅広い世代に人気を誇るInstagram。趣味の投稿だけでなく、さまざまな情報を発信するプラットフォームとして企業でも活用されています。このインスタグラムの投稿には、「#」マークを使ったハッシュタグを付けることができますが、一体どのように活用すれば効果的なのかをご存知ですか?
この記事では、インスタグラムのハッシュタグについて徹底解説します。ハッシュタグの基本的な使い方から、効果的な活用方法・メリットについて詳しくご紹介しています!
Instagram(インスタ)のハッシュタグ(#)とは?
Instagram(インスタ)のハッシュタグとは、「#」マークを使って投稿のキャプション欄やコメント欄に追加できる「タグ」のことを指します。
投稿のキャプション内にハッシュタグを付けると、その投稿は該当のハッシュタグページの中に表示されます。(※非公開アカウントの場合には、表示されません。)
ハッシュタグページでは、該当するハッシュタグが付いた全ての投稿を見ることができるため、ユーザーはInstagramのハッシュタグを活用することで、自身の投稿をより多くのユーザーに見てもらうきっかけを作りができます。また、ハッシュタグを検索することで効率的に情報収集ができます。
Instagram運用においてハッシュタグはなぜ重要?
SNSを使用ユーザー別に「SNSの情報をきっかけや参考に、初めて利用するECサイトで商品を購入したことがあるか」というアンケートをとったところ、どのSNSにおいても過半数が「購入経験がある」との結果が出ました。
さらに、SNS別ではInstagramが60.7%で最も多く、その次にTwitter55.2%、Facebook54.4%という結果が出ています。
また、「ある」と回答した人に、そのきっかけとなった具体的な内容を尋ねたところ、いずれのSNSでも「企業アカウントのキャンペーンやクーポン」が最多であり、次に「フォローした企業アカウントの投稿」であることが分かりました。また、約3割のユーザーは「企業アカウントの広告」や「フォローしている友人や一般の方の口コミ投稿」を見て購入した経験があると答えました。
インフルエンサーの投稿と答えた方はいずれのSNSでも10%程度に留まり、一般ユーザー投稿の口コミをきっかけにした方の方が多いことが分かりました。
(引用:https://smmlab.jp/article/sns-research-2020/)
(引用:https://smmlab.jp/article/sns-research-2020/)
視認性とリーチ拡大
ハッシュタグを使用することで、該当するハッシュタグのページに表示されるようになるため、関連投稿に興味を持つユーザーが企業の投稿を見つけやすくなります。適切なハッシュタグを使用すれば、リーチ拡大や新しいフォロワー・顧客獲得のチャンスが見込めます!
ターゲット層の絞り込み
ハッシュタグを活用することで、企業は自社の投稿を特定の興味関心を持つユーザーグループに向けて効果的にターゲティングできます。例えば、特定の商品やサービスに関連するハッシュタグを使用することで、その商品やサービスに興味を持つユーザーにアプローチできます。
キャンペーンやイベントの強化
(引用:https://koubo.jp/contest/77723)
ハッシュタグはキャンペーンやイベントの際に非常に有用です。企業は独自のハッシュタグを作成し、キャンペーンやイベントに関連する投稿に付けることで、参加者がより簡単に投稿を共有できるようになります。また、そのハッシュタグを通じて企業は参加者の反応を把握し、キャンペーンの成功度を測定することができます。
コンテンツの発見と相互交流
ハッシュタグはコンテンツの発見と相互交流を促進します。ユーザーは自分の興味に合ったハッシュタグを検索し、そのハッシュタグが付いた投稿を見ることで、興味深いコンテンツに出会うことができます。企業も他のユーザーが関心を持ちそうなハッシュタグをリサーチし、相互交流を促進することで、コミュニティの形成やブランドとの繋がりを強化できます。
Instagramのハッシュタグの付け方・注意点
ハッシュタグ「#」は半角にする
(引用:https://ad-journal.com/social-media/)
Instagramのハッシュタグは、半角にする必要があります。全角だと、ハッシュタグとして認識されません。また、半角にすることでユーザーにとって見やすくなります!
ハッシュタグは30個までつけることができる
(引用:https://apptopi.jp/2021/03/03/instagram-hashtag-kieta/)
インスタグラムの投稿につけられるハッシュタグの上限は「30個」までです。それ以上つけると投稿できなくなってしまうので注意しましょう。また、ハッシュタグの文字数制限もあり、Androidでは150文字、iOSでは99文字までになります。
Instagramのハッシュタグを付けるメリット
フォロワー以外にも投稿を見てもらえる機会が増える
トレンド・競合他社・自社の評判を調査することができる
(引用:https://find-model.jp/insta-lab/best-hashtag-search-tools/)
インスタグラム専用のハッシュタグ検索ツールやデータ分析サイトを利用すると、ハッシュタグのトレンドや人気のキーワードやカテゴリーを知ることができます。
例えば、2021年上半期のトレンドハッシュタグは、「#チーズ」「#100均」「#ジブリスポット」などがありました。記事を書く場合は、自分のテーマに合ったハッシュタグを選んで、ユーザーの関心を引くことができるように工夫してみましょう!
商品やサービスのプロモーションとして活用できる
(引用:https://www.sharecoto.co.jp/column/instagram-case/campaign-application)
インスタグラムのハッシュタグを使うことで、商品やサービスのプロモーションを行うこともできます。例えば、「#自社ブランド名_キャンペーン名」や「#自社ブランド名_コンテスト名」などのハッシュタグを作り、ユーザーにそのハッシュタグを付けて投稿してもらった方にプレゼントをするイベントを実施することで、自社の商品やサービスに関する投稿が増え、自然な形でインスタグラム上でアピールすることができます。
Instagramのハッシュタグを適切に選ぶコツ
投稿の内容や目的に合わせて選ぶ
(引用:https://smmlab.jp/article/what-is-instagram-hashtag/)
ハッシュタグは投稿の内容や目的に合わせて選ぶことが重要です。例えば、旅行やグルメなどのジャンルや、地域や季節などのキーワードを含めると、興味のあるユーザーに見つけてもらいやすくなります。
関連性の低いハッシュタグを付けると、検索結果に不適切な投稿が混ざったり、フォロワーから不信感を持たれる可能性があります。例えば、猫の写真を投稿する場合は、「#cat」や「#猫」などのハッシュタグが適切ですが、「#dog」や「#美容」などのハッシュタグは関係ありません。
ハッシュタグの件数ボリュームのバランスを考える
(引用:https://apptopi.jp/2022/03/07/instagram-hashtag-search/)
ハッシュタグは、大・中・小のボリュームのバランスを考えて選ぶことが効果的です。
例えば、大ボリュームのハッシュタグは、多くの人に見られる可能性が高いですが、競合も多くなります。そして、中・小ボリュームのハッシュタグは、ニッチな層にアピールできますが、リーチが限られます。そのため、大・中・小の組み合わせのバランスを考慮して、幅広い層にアプローチすることがおすすめです。
ハッシュタグの数は10個〜20個程度がおすすめ
ハッシュタグは、最大30個まで付けることができますが、必要以上に多く付けるとスパムとみなされる可能性があります。また、ユーザーにとって見やすくないというデメリットもあります。そのため、10個程度に絞って、効果的なハッシュタグを選ぶことが望ましいです。
ハッシュタグリサーチを行う
(引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000037916.html)
人気のハッシュタグの定期的に見直して更新することが重要です。トレンドや季節に合わせて変化するハッシュタグや、投稿内容や目的も変わるかもしれません。そのため、ハッシュタグの効果を分析して、最適なハッシュタグを探していくことが必要です。
まとめ
Instagramのハッシュタグは、特にアカウント運用初期段階において大切です。自社のアピールしたい商品やサービスを、関心の高いユーザーにアピールするためには、インスタグラムの数多くの投稿の中で「ジャンル分け」をきちんと行う必要があります。ハッシュタグばかりにこだわりすぎるのもおすすめしませんが、今回紹介した方法を参考に、より多くのユーザーに投稿が見てもらえるように工夫してみてくださいね!
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